サロンへ行け!マジで。

こちらは遊んだゲームや読んだ本・漫画などの感想や妄想を書き散らす、趣味のブログです。今の主なジャンルはドラクエです。

チーム対抗ザラキ合戦・下

12/ 幕間、目撃―7主の疑問

7主「あれえ?1主さんどこかなあ?本部の裏だって言ってたのに……ん?
何だろう。あの赤いぼろぼろの塊。……あ、女賢者さんだ……」
女賢者「あらら。これってもしかして8僧君?」
7主「(え、あれって8僧さんだったんだ。ゼシカさんにやられたのかな?)」
女賢者「また派手にお仕置きされて…。しょうがないな。生き返らせてあげるか。ザオラル
8僧「あ、あれ?女賢者…」
女賢者「お目覚め?カリスマ聖堂騎士さん。
さっきの君の騎士道精神に敬意を表して今回はサービスしとくわ。じゃあね」
8僧「あ!ちょっと待った!お礼に今晩食事でも……」
7主「(あ、あれ?なんか今おかしくなかった?……でも、そうでもないか…。
8僧さん生き返らせただけだもんね。何でそう思ったんだろ……???
ま、いっか。とにかく今は1主さん探さないと……)」
1主「7主、こっちだ」
7主「1主さん」
1主「剣神は今控え室の中にいる。出てきたところを今から俺が言う手筈通りに……」
7主「…………」


剣神「さて、そろそろ決勝が始まるでござるな……むぐっ!?」
1主「今だ7主、早くやれ!」
剣神「む、1主、後ろから不意打ちとは卑怯でござるぞ…!」
1主「うっるせー!このうにもどきっ!!何でおまえが俺より目立ってんだよ!」
7主「ごめんね、剣神さん。剣神さんに恨みはないけど、でも……、
僕、やっぱりみんなの前でスポットライトを浴びたいんだ~ッ!!!」

 7主はひつじかぞえ歌をうたった!
 剣神は眠ってしまった!
 1主は眠ってしまった!

7主「あれ?1主さんまで眠っちゃった。ま、いいか。このマイクは僕が預かるね」
1主&剣神「…ん~…。……ローラ……。むにゃむにゃ……zzzz」


13/ 決勝 第1試合6僧VS女賢者

7主「さあ、第1回チーム対抗ザラキ合戦もついに決勝!!
ザラキーマの神に選ばれし両チームのファイナリスト、リングに入場です!!
まず入場したのは最年少、ゲントの神に仕える敬虔なる信徒6僧!!次に入場は、
この大会は彼のためにこそある!ドラクエ界にその名を轟かす選ばれ死男!ザラキリスト4僧!!
そして、しんがりは元祖ルイーダの酒場から、アリアハンの謎の美女、女賢者の登場だ!!」
8主「あれ。7主さんいつの間に」
4主「剣神はどうしたんだ」
3主「そう言えば1主もいないな。決勝だってのにどこ行ったんだ?」
7主「まずは第1試合、偶数チームは最年少の6僧と、奇数チームでただ一人決勝に勝ち残った女賢者の対決だ!!」
6僧「初めまして。(ペコリ)ゲント神に仕えるチャモロと申します」
女賢者「ご丁寧な挨拶痛み入ります。アリアハンルイーダの店所属の女賢者です。よろしくね、6僧君」
6僧「賢者さんとはもっときちんとした機会にお会いしたかったのですが……」
女賢者「そんなに堅苦しく考えないで、もっと気楽に行きましょ。勝っても負けても恨みっこなし。すべては神様の思し召しってことよ。ね?」
6僧「は、はい…」
4主「完全に女賢者のペースだな」
6主「チャモロのやつ…。何赤くなってんだよ」
8主「仕方がありませんよ。まだ半分お子様なんだし」
男賢者「生真面目な子なんだね。少し気後れしているようだ」
8主「あれ、男賢者さん。どうしたんです、偵察ですか?」
男賢者「この期に及んで偵察すべきことなんてないよ。
君たちの方こそ僕にいろいろ聞きたいことがあるんじゃないかと思ってね」
7主「さあ、女賢者、2対1のこの不利な状況をどう跳ね返すのか!!先手は6僧から、どうぞ!」
6僧「で、では参ります!」
女賢者「うん。遠慮しないでいらっしゃい」
6僧「ザラキ!」
7主「結果は、セーフ!先手6僧外しました!!」
6主「ダメだったか…!」
4主「こればっかりは運だからな。仕方ない」
8主「何だかどこかで聞いたようなセリフですね……」
男賢者「そうだったかな?」


14/ 決勝 第1試合6僧VS女賢者

7主「続いて後手、女賢者、どうぞ!」
女賢者「ごめんね、6僧君」
6僧「仕方ありません。私の実力が及ばなかったんですから…。これもあなたのおっしゃる通りゲントの神の思し召しです」
女賢者「うーん。そんな風に言われるとすっごく悪いことしてる気分になっちゃうなあ…」
7主「おっと…?女賢者、6僧に近づいて行きます」
6主「な、何だ、何だあ??!」
男賢者「また…。悪い癖だね」
48主「悪い癖…?」
女賢者「6僧君」
6僧「は、はい?」
女賢者「嫌なことは早くすませちゃおうね。ザラキ。Chu!」
7主「あぁ~~~!!」
6主「な…!!」
6僧「(ポッ)…………(バタッ!!)」
7主「お、女賢者がっ!!ほほほ、ほっぺに、い、いや、くくく、くちだったのかな??!
なな、何かよくわかんないけど、とにかく!!6僧の微妙なとこにちゅ~したぁあああっ!!!」
3主「おいおい。やり過ぎだっつーの」
6主「ウ、ウラヤマシス!!」
ピピン「あ~!!何でっ!!何であそこにいるのがボクじゃないんでしょうか!!神様のバカ~!!」
5主「ぽっぺにキスで大騒ぎとは。何ともはや、かわいいもんだねえ」
8僧「何故俺にはしてくれなかったんだろうな。フッ。やはりテレかな」
8魔「バカ。下心が見え見えだからでしょ」
8主「7主さん、今のは結局ザラキが効いたの?それとも単に気絶しただけ?」
7主「え?あ、8主君?……ぼぼ、僕は唇の方に近かったと思うけど……え~とぉ??(ドキドキ…)」
4主「ダメだ。7主も衝撃から立ち直ってない。医療班、判定は?」
ルカ「×(ブブー!)」
4主「だそうだ。7主、コールを」
7主「うわっ!!は、はい、4主さん!!え~とぉ、ステータスは赤!!
従いまして、勝者、女賢者!!衝撃のちゅ~と共に6僧を葬り去りました~~~~!!
小休止を挟み第2試合、優勝決定戦に参ります!」

 

15/ 幕間、7主とマリベル

マリベル「7主!」
7主「あ、マリベル
マリベル「あんた、何赤くなってんのよ!やらしいわね!」
7主「え、別に僕変なこと考えてないよ。ただ、突然だったし間近だったからびっくりしちゃって……」
マリベル「まあ、そんならいいけど。今度おかしな素振り見せたらわかってるわよね?」
7主「うん。大丈夫だよ、マリベル
ガボ「7主、7主。司会カッコよかったぞ!決勝も頑張れ!」
7主「うん。ありがとう、ガボ
マリベル「それじゃあね。あと1試合司会頑張りなさいよ」
7主「あ。ねえ、マリベル
マリベル「何よ」
7主「うん。それが…。僕、女賢者さんが8僧さんを生き返らせるところを見たんだけど…」
マリベル「それが何なのよ」
7主「それが、その時なんかおかしいなと思って……。
でも、何がおかしかったのかわからなくってさ……なんかモヤモヤしちゃって」
マリベル「もう!はっきりしないわねえ。あんたの話聞いてる方がよっぽどモヤモヤするわよ。
一体その話のどの辺に引っ掛かったのか、もっと具体的に言いなさいよ!具体的に!」
7主「ご、ごめんごめん。だから、
ぼろぼろになって転がってた8僧さんを通りすがりの女賢者さんが生き返らせたんだ」
マリベル「そもそもそれっていつの話なのよ」
7主「第4試合の後だよ。二人の対決が終わった直後の休憩時間。だから、
8僧さん、ゼシカさんにお仕置きされたのかなって。そこに女賢者さんが通りかかって……」
マリベルザオリクしてったってことね」
7主「……あ。」
マリベル「何よ」
7主「そうか。普通は蘇生させる時ザオリク覚えてるならザオリク使うよね……」
マリベル「当然でしょ。その方が確実だもの。わざわざザオラル使って失敗したら損よ」
7主「だよね。なのに女賢者さんはザオラル使ったんだ……」
マリベル「MPケチったんじゃない?大会中なんだし」
7主「でも、失敗するかもしれないんだよね……」
マリベル「ねえ、そんなことよりあんたもう時間じゃない?」
7主「ホントだ。じゃ、僕行くよ。ありがとう、マリベル
マリベル「え?」
7主「君のお陰でモヤモヤが晴れてすっきりしたよ。じゃあ、また後でね」
マリベル「な、何よ。変なやつ」
ガボ「どうしたんだ、マリベル?顔が赤いぞ」
マリベル「な、何でもないわよ!ほら、行くわよ、ガボ!」

 

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