サロンへ行け!マジで。

こちらは遊んだゲームや読んだ本・漫画などの感想や妄想を書き散らす、趣味のブログです。今の主なジャンルはドラクエです。

チーム対抗ザラキ合戦・最終回

16/ 優勝決定戦 4僧VS女賢者

7主「第1回チーム対抗ザラキ合戦もいよいよクライマックスを迎えました!!
この栄えある優勝決定戦に残ったのは、偶数チームの本家本元ザラキリストこの大会の申し子4僧と、
本大会のダークホース、アリアハンの女賢者の2名であります!!
では、両雄の入場です!!まずは、偶数チーム4僧!!」
マーニャ「ちょっと4僧!!頑張んのよ!!私の運命はあんたにかかってんだからね!!」
ミネア「姉さん!みっともないからやめてっ!!」
アリーナ「クリフト!頑張って!!」
4僧「おお…!姫さまが!姫さまが私を応援して下さっている!!何という望外の幸せ!!私は負けません!!絶対に勝ちますとも!!」
6主「おお、4僧が暑苦しく燃えてるな!いい傾向だ!!もっと熱くなれ!!そして、賭けkじゃなかった、賞金を我が手にぃいいい!!」
7主「続きまして奇数チーム、本大会の紅一点でもあります女賢者入場!!」
ピピン「女賢者さ~ん!頑張ってくださ~い!ボクがついてますよ~!」
サマル「け、賢者さん、頑張って!」
ムーン「サマルったら、どこに行ったのかと思ったら…。チームが違うわよ」
サマル「でも、賢者さんたちにはお世話になってるし…」
ムーン「それはそうだけど」
サマル「僕ね、1回戦で女賢者さんと戦わずに棄権できて正直ほっとしてるんだ」
ムーン「サマル…。じゃあ、目立たないようにこっそり応援しましょ。もょも、いいわね?」
2主「おう。こっそりとだな」
3主「おまえら、何やってんだ」
2主「あ、ご先祖さま。今こっそり女賢者を応援してるんだ」
ムーン「もう、もょったら…」
サマル「僕が賢者さん応援したいって言ったから…。ごめんなさい。ご先祖さま…」
3主「ま、いいけどな。(頼むぞ、女賢者)」

 

17/ 優勝決定戦 4僧VS女賢者

4主「いよいよだな。さっきの試合の手腕は鮮やかだったが……」
8主「6僧さん幸せそうな顔して死んでましたもんね。あそこでお色気攻撃は反則ですよ」
男賢者「悪いね。たまに出るんだよ、昔の癖がね。今度よく言っておくよ」
7主「では、試合に入る前に一言ずつ意気込みをどうぞ!まずは4僧さんから!」
4僧「女賢者さん!私は貴方にザラキではなくザキのサドンデスでの戦いを申し込みます!!」
7主「おっと!これはどうしたことでしょう!
いきなりの挑戦状!!あえて危険度の高いザキで勝負を決しようという4僧であります!!
そして、これを受けて立つのか女賢者!!返答はいかに!?」
女賢者「別にいいけど…。本気なの?」
4僧「本気ですとも!男は黙ってザキ勝負!!恐ろしければ棄権しても構わないんですよ!」
女賢者「あたしは女なんだけどな~。でもま、そちらがよければ異存はないわよ」
7主「何という余裕でしょう!受けて立ちました女賢者!!
では、ザキのサドンデスという特別ルールで試合開始です!!
なお先手は、先ほど行ったキャプテン同士のジャンケンで4僧と決まっております」
ピピン「なんてヤツだ!悪魔神官め!!女賢者さん、頑張ってくださ~い!!
ああ、神様!出来ることならボクが盾になって彼女を守ってあげたいっ!!」
サマル「ザキだなんて酷いよ…。ルビスさま、どうか女賢者さんをお守り下さい……!」
ムーン&2主「お守りください!!」
5勇「ねえねえ。もしかして3主さんってジャンケン弱いの?さっきから後攻ばっかりだよね?」
3主「ん?そういや、そうだな…。終ってみれば、全敗か?我ながら驚きの結果だぜ」
5主「おいおい、頼りないな。大丈夫なのか、女賢者は?出来れば僕としてはレディが倒れるところは見たくないね」
3主「大丈夫。俺はこんな程度だが、アイツはマジ凄いぜ。まあ、見てなって」

 

18/ 優勝決定戦 4僧VS女賢者

男賢者「おやおや。わざわざザキで勝負を挑むなんて……」
4主「ああいうところが8僧とは違うところだな…」
8主「先手の利を活かして確率を上げて手っ取り早く決着をつけるつもりなんでしょうね。
作戦としては間違ってません。姑息ですけど」
4主「外した場合が問題だな。どうするつもりだ」
ヤンガス「兄貴~!」
8主「ヤンガス、ご苦労さま。で、どうだった?何かわかった?」
ヤンガス「今し方情報屋の旦那から情報が入ったでげす!
女賢者の性格は転職前からずっとセクシーギャルだそうでげすよ!」
8主「セクシーギャル?!セクシーギャルって反則なくらいステータスよくなかったっけ!?
ええと…。公式ガイドブックによると、力の成長率が5/7、素早さ6/7……運のよさは…」
4主「『上がりやすい』6/7だ。しかも、前身が遊び人…。
レベル20ですぐに転職したとして、あの人今レベルいくつだ?」
男賢者「棄権するなら今のうち、だね。まあ、4僧君じゃ、それもありえないか」
4主「……あのバカ死んだな」

 

19/ 優勝決定戦 4僧VS女賢者

7主「まずは、先手の4僧からです。どうぞ!」
4僧「行きますよ、女賢者さん!
我がザラキーマの神、そして主君アリーナ姫に誓って私はここで負けるわけにはいかないのです。ザキ!」
7主「ああ!!?しかし、セーフ!セーフです!!女賢者びくともしません!」
4僧「な、なんと…!!この私が……!!」
女賢者「残念だったわね。ザラキリストさん」
7主「女賢者、冴え冴えとした余裕の笑顔だ!」
マーニャ「ちょっと!!金返しなさいよ!!」
ミネア「ね、姉さん!リングに上がるのだけはやめてっ!!」
アリーナ「もう!何やってるのよクリフト!」
ブライ「不甲斐ないのう。おまえからザラキを取ったら一体何が残るんじゃい」
7主「リングサイドからも身内の野次が飛んでいる!」
黒猫「ふぎゃーっ!!」
7主「おっと!何だあ?!通り掛かった黒猫が!!何故かトン死だ!!」
イル「救護班!!すぐにザオリクを!」
7主「黒猫は医療モンスターチームに運ばれていきました。
しかし、これは不吉だ!!先手を外した4僧の未来を暗示してるのか!!?」

7主「さて、後手は女賢者です。どうぞ!」
女賢者「ごめんね、4僧君。あなたに恨みはないんだけど、リングに上がった以上は勝負だから」
4僧「まだまだ!勝負は最後までわかりませんよ!
たとえ少ない確率でも私は幸運に賭けます!!ザラキーマの神よ!!私に御加護を~~ッ!!」
8僧「おまえの神は幸運なんか司ってないだろ」
6僧「ザラキ神ですからねぇ…」
7主「4僧天に向かって祈り始めました!!これは異様な光景だ~!!」
女賢者「幸運かあ。でもね、その確率って限りなくゼロに近いのよね。あたしを相手にする場合。ザキ」
4僧「グギャス!!」
7主「アウトぉ!!(カンカンカンカンカーン!)決まりました!!勝者、女賢者!!従いまして優勝は奇数チームです!!女賢者さん、優勝の言葉を!」
女賢者「その前に、ザオラル
4僧「はッ!!」
女賢者「お帰り、4僧君」
4僧「うう…。私は負けたのですね…。また一から修行のし直しです……」
7主「…………。あのぉ、女賢者さん…。参考までにお聞きしますけど…」
女賢者「なあに、7主君?」
7主「今なんでザオリクじゃなくてザオラル使ったんですか?確か決勝前に8僧さんもザオラルで生き返らせてましたよね…?」
84僧「え?」
女賢者「ああ、そのこと。あたし、ザオラル失敗したことないの」
7主&84僧「はい?」
女賢者「だったらザオリクよりMPの少ないザオラルの方が断然お得でしょ。戦闘中は万一のこと考えてザオリク使うけどね」
7主「な…、何という強運!!『ザオラル失敗したことないの』とはまさに幸運の女神そのもの!!まさにミラクル!!!
という訳で第1回チーム対抗ザラキ合戦はこれにて終了!!みんな、バイバ~イ!!」

 

20/ 試合終了後

8主「ザオラル失敗したことないなんて……。奇跡みたいな人ですね。僕なんて何度MP切れ起こしたことか…」
4主「今にして思えば、サマルがアクシデントで棄権したときに既に彼女は実力の片鱗を見せていたんだな……」
8主「あのとき男賢者さんが言ってた絶好調っていうのはサマル君のことじゃなくて、
女賢者さんのことだったんですね」
男賢者「その通り。因みに僕は彼女がザキを外すところも見たことがないよ。
効く相手なら実質百発百中。ザラキも大して変らない」
8僧「ふっ。クールだぜ、女賢者。日頃無駄に連発しているヤツとは大違いだな」
4主「つまり、確率勝負じゃ最初から相手にならなかったってことか…。だから3主は余裕だったんだな」
8主「そういうことはもっと早くに言って下さいよ」
男賢者「一応、僕も奇数チームの一員だしね。トップシークレット扱いだったから」
6主「あ~あ。賞金をゲットしそこなったうえに、これで全部賭け金パァかよ……」
8主「あっ!6主さん!!」
男賢者「ん?賭け金?」

 

21/ エンディング

(ジャラジャラジャラ…!!)
3盗「しかし、こんなに儲かるとは思わなかったな。結局最後までうちに賭けてたのは身内だけだったし」
3商「いや~。3主が企画を持ち込んでくれたお陰ですよ。
最初からうちが勝つとわかってるんですから楽なもんです。それにしても女賢者凄かったですねえ」
3主「昔から運だけはやたらいいからな」
4主「そういうことだったのか」
3主「ギクッ!!」
3商「ひぇ~!!み、みなさんっお揃いで…っ」
8主「最初から何もかも計算づくだったんですね?」
6主「もしかして、謎のアイテムっていうのもただのエサだったのか?!嘘っぱちだったのかあああぁッ!!!」
3盗「あわわ…っ!!(チャリン! チャリン! チャリン…)」
6主「待てコラ!俺のゴールド返しやがれ!!」
3主「し、しまった!ここは逃げ…ルー」
男賢者「マホトーン
3主「!!お、おまえら…!」
男賢者「裏で賭けていたことに関しては、まあ、目を瞑ろう。人生楽しみも必要だからね」
女賢者「でも、あたしのこと知ってて自分から企画を持ち込むっていうのはちょっとあざといんじゃないかしら?」
3主「う…っ」
男賢者「お仕置きは何がいいかな。一応希望は聞いておくよ?」
3主「た、たった今猛烈に反省した!!ザキもザラキもスターマインも勘弁して下さい!!!」
男賢者「こう言ってるけど、どうする?」
8主「それじゃ賭け金は全額返還して、参加チーム全員に奢ってください」
3主「え?!そ…そんな……。俺そんなに金持ってねえよ!」
8主「この間格闘場でがっぽり儲けたの知ってますよ。嫌ならギガブレイク
4主「ギガソード」
6主「ギガスラッシュカルベローナ風味・薫り高い旬のハッサンを添えて」
3主「わかりますた……奢らせて頂きます……orz」


22/ その頃の2人

1主&剣神「……ローラ~。………愛してるよ……むにゃ……zzzz」

 

 

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