サロンへ行け!マジで。

こちらは遊んだゲームや読んだ本・漫画などの感想や妄想を書き散らす、趣味のブログです。今の主なジャンルはドラクエです。

抱き枕ナンバーワン

※おしゃべり機能の追加されたPS2版ピピンには、修道院にてとある迷(?)台詞がございます。見た瞬間、思わず笑ってしまいました。
あの台詞、一体誰が考えたんでしょうね。やっぱり堀井さん?
この作品も古いので、デボラさんはおりません。


ピピン「5主さま!お探ししましたよ。ボクも一緒に連れていって下さい」
5主「何だ、またおまえか。勝手に城から出てくるなと言ってるだろ」
8主「たまにはいいじゃないですか。連れていってあげたらどうです」
5主「おまえか!?おまえだろ!コイツ連れてきたのは!
コイツが妻達と一緒にいると僕の命がいくらあっても足りないんだよ」
8主「問題ないでしょ。5勇くんにザオリクしてもらえば。ケチですね」
5主「いのちだいじに!!とにかく絶対禁止!ピピンは馬車への乗り入れ禁止!!」
ピピン「そんなひどいっ!それじゃボクのお嫁さん探しの旅はどうなるんですか?!」
5主「知らないよ。グランバニア国内で探せばいいだろう。いくらでも」
ピピン「無茶を言わないで下さい。マリアさんやポワンさま、アイシスさま、
世界の美女を目の当たりにしたボクにはもう国内の美女なんかでは満足できません!」
5主「おまえ…。少しは身のほどを知ったほうがいいんじゃないか?
第一、前はあんなに同行を嫌がっていたじゃないか」
ピピン「いいえ。抱き枕でもいいんです。一緒に連れていってもらえるなら。
5主さまに与えられたあの悦びをもう一度味わうことができるなら、
ボクはどんなことにでも耐えてみせます!」
5主「だから、そういう言い方が誤解の元なんだよ…。
いろいろ省略しすぎだろう。文脈的にも飛躍し過ぎてるし…」
8主「『5主さまに与えられたあの悦び』とは具体的に何なのか説明してみてくれませんか?」
ピピン「それはもう世界の美人に出会える、ひいては可愛いお嫁さんをゲットできる悦びですが」
5主「だったら最初からそう言ってくれないか…」
ピピン「そう言いませんでしたか?」
8主「素晴らしいですね」
5主「いったいどうやったらそんなに相手に誤解されるようにしゃべれるんだ…」
ピピン「ボクはただ思いついたことを順番に口に出してるだけです。とにかく、」
ピピン「5主さまの抱き枕ナンバーワンの座は誰にも絶対に渡しませんよ。
キラーパンサーにも奥様方にも負けません!抱き心地では負けるかもしれませんが、
正確でリズミカルな心音には絶対の自身があるんです!」
5主「だけど、あの頃は僕がちょっと力入れるとその度に背骨折ってたじゃないか」
ピピン「ボクはもうあの時のボクとは違いますよ。
抱き枕として耐えられるように身体だって鍛えてます。
今度は死んだりしませんから、いつでもこの胸に飛び込んできて下さい。さあ!」
5主「だから、その言いようが…って、ちょっと待て!」
ピピン「はい、何か?」
5主「おまえまたそんなことビアンカとフローラの前で言ったんじゃないだろうな!?」
ピピン「はい、言いました。いけませんでしたか?」
8主「5主さん、顔色が真っ青ですよ」
5主「ちょっと来い!この歩く修羅場製造機!!」
ピピン「いたたたっ。ちょっと5主さま…痛いっ。耳を引っ張らないで下さいっ」
妻達「あなたッ!!」
5主「ビ、ビアンカ!フローラ…!」
ビアンカ「やっぱり、ピピンといたのね」
5主「ちょっと待ってくれ!誤解だ!」
8主「絶妙のタイミングです。現場を押さえられましたね5主さん」
妻達「まあ!やっぱり!!」
5主「違うッ!8主きさま、余計なことを…!」
ピピン「ふっふっふっ。ちょうどいい機会じゃないですか。
決着を付けましょう。誰が5主さまとベッドを共にするのに一番ふさわしいのか。
ボクは絶対負けない自信がありますよっ!」
5主「ば、馬鹿!ピピン!!」
フローラ「やっぱり、そういうことでしたのね…」
5主「いや、ちがt」
妻達「問答無用!メラゾーマ!!イオナズン!!」
5主「ぬわぁーーーっ!!」


ピピン「はいはい。5主王に添寝をしてもらいたい人はここに並んで住所と名前を書いて下さ~い。
ただし、今回12才以上60才未満の女性は対象外です。間違えないでくださ~い!」
老人「ついに5主王に添寝をしてもらえるのか。ありがたや。ありがたや。
これで冥土の土産ができたのう。死んだ婆さんが羨ましがるじゃろうて」
国民「(ワイワイ、ガヤガヤ……)」
8主「いいんですか。勝手にこんなことして」
ピピン「どうせ当分は寝室に入れてもらえませんから。その間の仮の宿の手配です。
ビアンカ様とフローラ様連名の許可証も頂いてますよ」
8主「君は応募しないんだ」
ピピン「だって、旅に連れていってもらえないんじゃ意味ないし」
8主「案外シビアなんだね」
ピピン「ええっ?!僕はいつだってシビアにお嫁さん探しの旅を追及してますよ!
他には何もありませんよ!!」
8主「(……5主さん、ごめん。
今すっごく反省してます。僕を許して。・゚・(ノД`)・゚・。)」