サロンへ行け!マジで。

こちらは遊んだゲームや読んだ本・漫画などの感想や妄想を書き散らす、趣味のブログです。今の主なジャンルはドラクエです。

幸せの膝探しの旅(歴代主人公編)

女遊人の幸せの膝探しの旅 - サロンへ行け!マジで。の続きです。

 

1/
5主「おや、3主じゃないか。バニー連れとはお安くないね」
3主「誤解すんなよ。これ、うちの女遊人。宿舎へ連れていく途中なんだ」
遊人「ねえねえ、勇者ちゃん!この人の膝に乗ってみてもいい~?」
5主「お?何だか積極的な子だね。いいとも。レディのためならいつでも大歓迎さ。
さ、遠慮しないで僕の膝に……」
(ゴロゴロゴロ……)
3主「おい、待て!何だかグランバニアの方角に暗雲が……」

ビアンカ「目標確認。主人公宿舎方面」
フローラ「方向よし。角度よし」
デボラ「魔力充填120%!3、2、1」
妻達「放てえ!!」
5勇「うわぁ~ん!お父さん、ごめんなさいっ!!でも浮気はダメだよう~~!!
ミナデイン!!!。・゚・(ノД`)・゚・。」

(ドーン!ガラガラビシャァァアン!!)

5主「ぬわぁーーーーっ!!」
3主「(ブスブス…)……やっぱりか」
遊人「あれぇ?二人ともなんで真っ黒になってるの~?」
3主「さ…さすがレベルは低くても遊び人……。運のよさだけははぐメタ並だぜ……ベホマ
3主「ふう。落雷も喰らったところで、さて、行くか」
遊人「ねえねえ、勇者ちゃん。この人ほっとくの?」
3主「大丈夫。ほっといてもそのうちグランバニアから迎えが来るって。
こいつがいると多分話が先に進まねーしな」
5主「(そ、そんな理由でか……)」


2/
3主「と、いう訳で幸せの膝を探しにやってきた女遊人だ」
遊人「よろしくぅ~!勇者ちゃんたち~!! ノシ 」
8主「(……化粧が濃いですね)」
4主「(酒臭くないか……?)」
7主「(バニーさんだ……ドキドキ)」
6主「つーか、幸せの膝って何だよ」
遊人「え~?幸せの膝は幸せの膝だも~ん。アタシが座るんだも~ん。え~とぉ。誰にしようかなぁ?」
3主「こいつらの中から自由に選んでいいぞ」
4主「ちょっと待て。何でおまえは除外されてるんだ?」
3主「俺は既に女の方と込みで不合格なんだよ」
遊人「だってぇ、勇者ちゃんったら鼻d…むぐ」
3主「余計なことはいいから、さっさと順番決めろ!」
遊人「じゃあ~…、この人!」
1主「えッ!お、俺!?ち、ちょっと待ってくれ!ご、ご先祖…っ!!」
3主「あ~…。女遊人、さすがにコイツは勘弁してやってくれ。
コイツはな、普通の女なんかにゃ手の届かない遠~い遠ぉ~い存在なんだ」
1主「そんな…。夢も希望もない……。orz」
遊人「え~?ざんねぇ~ん。それじゃ、えーっとぉ、次はぁ……この人ぉ!」
2主「俺か?何するんだ?」
3主「2主、ちょっとそこの椅子に座って膝にコイツ乗せてみてくれ」
2主「ん?こうか?」
他主「おお~…!(ドヨドヨ…)」
1主「なんか、スッゲー珍しいツーショットだな」
8主「日頃浮いた噂のひとつもありませんからね」
7主「記念写真撮っときたいね」
3主「なんか七五三みてーだな……。雰囲気が」
4主「で、どうなんだ?幸せの膝とやらなのか、2主の膝は」
遊人「う~ん。すっごい安定感あるんだけどぉ~。ちょっとかたぁ~い……」
8主「お気に召さなかったみたいですね」
6主「因みに2主、女遊人膝に乗せた感想は?」
2主「軽かったぞ」
3主「ま、そんなとこだろ。次行け、次」


3/
遊人「えっとぉ、次はぁ、この人!」
6主「おっ!俺の出番だな。時に聞くが、君は妹か?」
8主「またですか」
4主「いや、見ろ。案外いい勝負かもしれんぞ」
遊人「えぇ~?アタシは幸せの膝を探しにきてるんだも~ん」
6主「君が妹なら俺はお兄ちゃんとして君に究極で完ぺきな膝を提供することを約束しよう!
だから、速やかに質問に答えるんだ!さあ、君は妹か否かっ!!!」
遊人「ええぇ~?でもぉ~、アタシは膝に乗りたいだけなんだからぁ~……。
いいも~ん。乗せてくれないなら他をさがしちゃうも~ん!(プンプン)」
6主「えぇい!だから、君が妹なら俺はお兄ちゃんなんだ!!今俺達に必要なのは答えだ!
何故君にはこんな単純なことがわからないんだああ!!」
3主「いーから!早く膝に乗せろッ!!」
遊人「いやぁ~ん!この人、勇者ちゃんの剣頭から生やしてるぅ~!!(シクシク)」
7主「あ~。怖くない。怖くないよ~。いつのもことだからね~。
こんなのすぐ抜けちゃうよ。(スポッ)ほら!」
遊人「う~……」
3主「で、座り心地はどうなんだよ」
遊人「えぇ~?だってぇ、この人話が通じないしぃ~」
6主「以前の問題かよ…………orz」
7主「あ、落ち込んだ」
8主「6主さんのテンションを下げるなんて。やりますね、彼女」
遊人「ねえねえ、勇者ちゃん!次いこ~!次、次ぃ~~!!」
3主「ま、コイツに話が通じないなんて言われたんじゃ、さすがにな…」


4/
7主「もう残り人数も少なくなってきたし……次は僕でいいよね」
遊人「え~とぉ。アタシ座っても大丈夫かなぁ?」
3主「全く問題なし!こう見えてもコイツは頑丈なんだぜ。なにしろ救世主様だからな」
7主「ホントだよ。どーんと来てよ」
遊人「ん~。じゃあ、思いきっていっちゃう!」
7主「どうかな……(ドキドキ…)」
遊人「う~んとぉ~。思ったより安定してるけどぉ、ちょっとお尻がいたぁい……」
7主「そっかあ……。ごめんね」
1主「やっぱ、ある程度筋肉ついてたほうが座り心地がいいのかな」
6主「7主の場合、太ももっつーかただの棒っきれに近い感じだもんな」
8主「次は僕で」
6主「おまえ結構いい線行くんじゃないの?筋肉も脂肪も程よくついてる感じだし」
4主「まあ、いい線行ったからって、どうなるもんでもないけどな」
8主「やる前からケチつけないでくださいよ。さ、どうぞ」
遊人「う~ん。えっとぉ~、座り心地もいいしぃ、安定もいいんだけどぉ……。」
8主「いいんだけど……?」
遊人「……ちょっとお顔が地味かな~って」
4主「ハ!残念だったな8主」
8主「顔……。顔って……orz」
3主「おまえ、幸せの膝を探しに来たんじゃないのかよ。顔なんて8主と男賢者とじゃ大して変わんねえだろ?」
遊人「だってぇ~。男賢者ちゃんの膝は特別なんだもんっ」
6主「ふっ。所詮女なんて……」

 

5/
9主「ただいま~。あれ?お客さんですか?」
3主「おう、おまえらいいところに」
遊人「あ、サラサラヘアーのイケメンめ~っけ!やっほー?」
11主「…………!」
11主「(カアアアッ~ッ)////////」
7主「ああっ!!みるみるうちに11主くんの顔が真っ赤に!」
4主「ドアの前で棒立ちしたまま固まってるぞ」
3主「ふう…わかった。もう許してやれ女遊人
遊人「え~? まだなんにもしてないのにぃ」
3主「一応9主もやっとくか。守護天使だから否はないだろ」
7主「9主くんは僕と大して変わらないと思うんだけど」
9主「え、僕の膝にこの人を乗せればいいんですか?お安いご用です。さあ、どうぞ」
3主「どうだ?」
遊人「う~ん。なんかお尻が微妙にでこぼこしてていや~ん…」
7主「鎧のせいかな?」
9主「何だかお役に立てなくて申し訳ありません」
3主「いや、気にすんな。どうでもいいし」
遊人「どうでもよくないもん!(プンプン!)」
10主「おーい。みんな何やってるんだ?さっきから11主が突っ立ってて中に入れないんだけど」
11主「す、すみません!今どきます!(先輩の通行の邪魔になるなんて!恥ずかしいっつ!)////////」
10主「よいしょっと。やっぱこの姿だと入り口ちょっと狭いな。あれ?」
遊人「きゃ~~っ!赤鬼?!赤鬼?!勇者ちゃん、やっつけてぇ~!!」
10主「えぇ?誰、この人?」
4主「論外みたいだな」
8主「何でまた今日に限ってオーガ」

 
6/
3主「で、最後に残ったのは4主だが……」
遊人「あ~!またまたイケメンのお兄さんめ~っけ!」
4主「俺はいい。俺にはシンシアがいる」
遊人「え~?でもぉ~」
8主「座りたいですよね~?女遊人さん」
4主「8主、貴様…」
遊人「うん。座りた~い!」
3主「女遊人もこう言ってるぞ(ニヤニヤ)」
4主「しかし、俺は…おい、コラ!8主、何をする!!椅子に縛り付けるのはやめろ!!」
8主「一人だけ逃れようなんて、そうはいきませんよ。2主さんも手伝って下さい」
2主「おう。幸せを探してるのに協力してやらないのはダメだぞ」
4主「わかった!わかったから2主、押さえつけるのはやめてくれ!ごめん、シンシア。ちょっとだけだから。すぐすむよ。ね?」
遊人「ん~??4主ちゃんってばぁ、誰とはなしてるの~?」
3主「あ~。気にしない、気にしない、聞こえない」
4主「よし…!!覚悟は出来た。きやがれ!」
8主「なんですか、そのこれから大立ち回りでもするようなセリフは。ムードがないですね」
4主「ムードなぞ必要あるか」
3主「オッケーだとさ」
遊人「わぁ~い!」


7/
8主「なんか……すっごく珍しい光景ですよね」
1主「まったくなあ。2主よりも一種感動的だな」
6主「ティーチャーご乱行の図だなw」
7主「でも、相変わらずすっごい仏頂面だよ。とても女の人を膝に乗せてるとは思えないよ」
3主「で、どうなんだ?座り心地は」
遊人「あ!すっご~い。ちょ~どいいかも~。首に抱きつく位置もちょうどいいしぃ~」
4主「どうでもいいが、俺はいつまでこうしてればいいんだ?」
8主「いいじゃないですか。たまのことなんですから。減るもんじゃなしケチですね…って……」
6主「(ブルッ…)おい。なんか、急激に温度下がってねえか…?」
1主「そう言えば……。何だ、この息の白さ……」
2主「おお、すごいな!ロンダルキアみたいに氷が張ってきたぞ!」
7主「も、もしや、シンシア様のお怒りが…!?((ガクガクブルブル!))」
3主「やばいぞ!これ以上酷くならないうちに4主から女遊人を引きはがせ!!」
遊人「え~?なんで~?!どうしてぇ~?!や~だぁ~!!」
3主「何ででも!どうしてもっ!!とにかく人類のために4主の膝は諦めろ!!!」
遊人「ひっどぉ~い!せっかく幸せの膝を見つけたと思ったのにぃ~!」
4主「いててッ…!コラ!首にしがみつくな!」
1主「(ドスッ!!)うわっ!?つ、つららがっ…!!?」
10主「ちょw…!11主が恥ずかしいポーズのまま凍ってるんだけど!!」
9主「メラ!メラゾーマ!だめです。全然火力が追いつきません!」
8主「どうするんですか!どんどん気温が下がりますよ。既にオークニス並です!」
3主「どうするったって、コイツが4主から離れない限り……はっ!そうだ!!(ピッ ピッ ピッ。プルルル…プルルル…)」
??「はい」
3主「男賢者か?!」
男賢者「ん?…3主かい?珍しいね」
3主「頼む!今すぐこっちに来てくれ!!女遊人引き取ってくれぇ!!」
男賢者「女遊人…?そっちに行ってるのかい?それはいいとして、何で僕が…」
3主「いいから早く来い!今すぐ来い!!とにかくアイツをなんとかしてくれぇええ!!!」
男賢者「……やれやれ。ルーラ!」


8/
(ストッ)
男賢者「ん?!何だ。この建物から漂ってくる尋常でない冷気は……。3主?」
3主「男賢者!?」(バタン!)
(ビュゴオォォォーォオオーーーッ!!!)
男賢者「うわっ!?どうしたんだい、このマヒャドが暴走したような有り様は?」
遊人「あ!男賢者ちゃんだ!男賢者ちゃ~ん!!(ダッ)」
(ピタ!)
全主「!!収まった!」
4主「ああ、ひどい目にあった……。こめんね、シンシアちゃん」
8主「4主さん!思う存分シンシアさんのご機嫌とってあげて下さい。僕らあらゆる協力を惜しみません!!」
7主「お花だってお線香だって、もう何だってあげちゃうよう~」
男賢者「まあ、大体の事情はわかったような気がするけど……。女遊人
君は一体どうしてまた主人公宿舎なんかに……」
遊人「え~。だってぇ、男賢者ちゃんがちっとも来ないんだも~ん。だから、幸せの膝を探しにきたの~」
3主「頼むから、コイツ引き取ってくれ」
男賢者「まあ、確かに野放しにはしておけないね…。女遊人、帰ろうか」
遊人「え~?だってぇ、やっと4主ちゃんの膝をみつけたのにぃ~~!」
男賢者「4主君は君の幸せの膝にはなれないよ。
ここを離れてルイーダの店に入り浸るわけにはいかないんだ。勇者なんだから。
それとも君がずっとこっちに残るのかい?」
2主以外「ちょw待って!!それだけは勘弁してください!!!」
男賢者「ほら。勇者君たちもみんなこう言ってる」
遊人「え~?!みんな、ひっどぉ~い!!みんなでアタシをのけものにしてぇ~!」
3主「酷いのはおまえだろ!!部屋を氷付けにしやがって!!」
遊人「アタシのせいじゃなぁいも~ん!!」
男賢者「(この騒々しさ…。昔を思い出すなあ。懐かしい)」


9/
男賢者「とにかく、女遊人。君はこれ以上こっちに迷惑掛けちゃいけないよ。
膝は僕のでよければ時々貸すから」
遊人「え~!!ほんとぉ!!?」
男賢者「はいはい。本当。だからルイーダの店に帰ろう」
遊人「うん!帰る帰るぅ!じゃ、みんな、ばいば~い!」
男賢者「それじゃこれで失礼するよ。お騒がせしたね」

 
6主「すっげー…」
4主「鮮やかだな」
7主「あれが現役賢者の実力なんだね」
8主「後光が射して見えます」
3主「やっぱ持つべきものは賢者の仲間だな~。うんうん。さすが、俺」
4主「確かに賢者さんはすごいが、あの訳の分からん女遊人もおまえんとこのだろ」
2主「なあ、近いほうのご先祖様。結局幸せはどこにあったんだ?」
1主「さあ…。どこにあんのかなあ……」

5主「(俺の幸せはどこに……)」

 

女賢者「……で、その膝の上の物体は何なの」
遊人「やっほ~!女賢者ちゃん! ノシ 」
男賢者「膝を貸すと言ったら僕の膝の上から離れなくなってしまってね……」
女賢者「また、おかしな約束するから。ま、そのうち飽きるでしょ。それまで待つしかないわね」
遊人「ねえねえ、男賢者ちゃん。アタシ図書室飽きた~。ね~、外行こ~。外ぉ」
男賢者「やれやれ……」

 

11主「ハックシュン!(パリン!パラパラ…)」 
10主「あ、11主復活した」
9主「今頃?!」

 

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