サロンへ行け!マジで。

こちらは遊んだゲームや読んだ本・漫画などの感想や妄想を書き散らす、趣味のブログです。今の主なジャンルはドラクエです。

11人いる!w

※歴代主人公を全員一台の馬車に詰め込んだらどうなるかという話。もちろんタイトルは、少女漫画の超傑作から拝借。

  

(ガラガラガラ…)
4主「6主起きろ!そんなとこで横になってんじゃねえ。邪魔だ」
6主「んあ…?…何だよ、せっかくターニアと楽しくお茶してたのに…。
ん?なんだ、やけに揺れるな。ここは……馬車の中??」
7主「うわーん。狭いよ暗いよ4主さんが怖いよー」
3主「誰かこの状況を説明しろ」
4主「説明と言ってもな」
5主「何だかよくわからないけど、気が付いたら馬車の中にいたんだよね」
3主「とりあえず、点呼!」
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11!」
8主「全員いますね」
3主「どうしてこうなった!」
6主「誰か外に出ろよ。どう考えても11人は多過ぎだろ」
3主「しかも男ばっか。あ~、暑苦しいむさ苦しい!」
8主「電車でも同性ばかりの車両より、男女混合の方が満員電車の乗車率がいいって聞いたことありますよ」
4主「にしても、実際薄暗くて何だかよくわからんな」
5主「気配だけはひしめいているのを感じるけどね」
3主「誰か、明かり!」
8主「1主さん、出番です」
10主「そう言えば、さっきから1主さんの声がしないんだけど」
3主「点呼の声はしたけどな」
2主「近い方のご先祖さまならここにいるぞ」
1主「…ううっ。レミーラ…!」
6主「あ。明るくなった」
8主「で、1主さんはどうしたんです。恥ずかしい呪いにでもかかりましたか」
1主「違うっ!俺は今、猛烈に感動している…っ!この心地よい揺れ…。俺はついに、ついに……!」
4主「泣くほどのことか?」
8主「乗り物に憧れてましたからねえ。1主さんにしかわからない感慨があるんでしょ」
3主「1主、おまえ降りろ!」
7主「え、何この突然のリストラ勧告!」
4主「唐突すぎだろ。せめて理由を述べろよ、理由を」
3主「狭いんだからせめて兜を脱げ!鎧を馬車から投げ捨てろ!5主を見習え!暑苦しい!」
5主「ああ、そーゆーことね…」
7主「確かに。フル装備だもんね」
8主「明るくなったから余計に暑苦しさが増しましたよね。視覚的に」
1主「だが、断る!これは俺のアイデンティティーだ!第一脱いだら剣神になっちまうだろ!ご先祖こそマント脱げよ、暑苦しい!」
3主「それはおまえもだろ!」
5主「僕もだよ」
2主「ご先祖さま、ケンカはいけないんだぞ」
6主「おお、2主が自主的にメットを取っている!7主、おまえも頭巾取っとけよ。蒸れるとハゲるぞ」
1578主「それはいやーッ!!」
4主「っていうか、外には出られないのか?それに、馬車の中なのはいいとして、ここはどこだ?どこを走ってる?」
3主「11主、外見てくれ」
11主「それが、さっきからやってるんだけど、後部の幌が開かなくって…」
3主「なんだそりゃ。首も出せないのか?」
4主「御者台の方はどうだ?」
1主「こっちもダメだ」
6主「閉じ込められたってことかよ」
4主「一気に暑苦しさが増したな」

 

(ガラガラガラ…)
4主「ん?…おい。後ろの方から馬車の音がしないか?」
11主「あ、そうかも。何か近づいてくる感じ」
??「おーい!」
??「あんた達、そこにいるの?!」
3主「…あの声は。おーい!女3主と女4主か?!」
女10主「あー!いたいた!3主さんの声だ!」
10主「今のは女10主の声だな」
女9主「そうで~す!私もいますよ~。サマルさんとムーンさんも一緒です」
ムーン「もょ~!」
サマル「王子~。ご先祖さま~。大丈夫~?」

3主「ちょっと待て!ムーンはともかく、なんでサマルまでそっちなんだ!おまえはこっちだろ!」
女3主「いいのよ。FC版でお子様なんだから」
3主「サマル!おまえいくらお子様でも男の端くれなんだからこっちへ来い!」
女3主「そっち、どう考えてもそれ以上乗れそうにないじゃん」
女4主「むしろ2主もこっちに引き取ってもいいくらいなんだけど」
3主「はんたーい!絶対反対!!」
4主「ふう。先祖の言葉とはとても思えんな」
2主「こんな狭苦しいところにみんなを残して行くのは俺も反対だぞ」
1主「俺はまた目頭が熱くなってきたわ。いろんな意味で」
7主「見かけでいいんだったら僕だってあっちだよね!」
6主「あ、7主!この裏切り者!」
4主「そう向きにならなくても移動は無理だろ。出られないんだぞ」
6主「あ、そっか。ただでさえ暑苦しいのに無駄に興奮しちまったぜ」
3主「やむを得ん。9主、女装しろ!」
9主「僕はかまいませんけど、根本的な解決にはなっていないような…」
3主「たとえ見かけだけでも、全然女っ気がないよりはマシだろーが!」
4主「完全に血迷ってるな」
8主「宿舎にいてもほぼ男ばかりなんだから、状況はいつもと同じなんですけどね」
4主「まあ、とにかく狭いからな。暑いし。イライラするのもわかるが」
8主「わかりました。ここは僕が何か涼を取れるものを…」
3主「8主!どさくさに紛れて錬金釜持ち込むな!って、言ってる側から11主!不思議な鍛冶台はもっと幅取るだろ!しかも、それ熱いッ!!」
トロデ「ほほう。これはまた興味深い代物だの。どうやって使うんじゃ?」
3主「げっ!おっさん、いつの間に!」
4主「人数増やすな!なんでトロデ王呼んだ!?」
8主「馬車に王様は付きものでしょう」
3・4主「そりゃおまえんとこだけだ!」
5主「いや、ウチもだけどね(←国王)」
3主「よし!代わりに誰か外に出す!待ったなし!」
4主「けど、さっき11主が試してダメだったろ?」
3主「勇者とはぁ、ネバーギブアップ!!」
11主「ネバーギブアップ!!」
6主「俺は信じるぜ。勇者の軌跡ってヤツを」
4主「そりゃまあそうだが…」
7主「いやいやいや。今なんか間違ってたでしょ!誰かツッコんで!」
9主「わかりました。6主さんの件は後でまとめてツッコむとして。とりあえず、一人ずつ試してみましょうか」
3主「まずは力任せに2主、頼む」
2主「むん!…だめだ。ただの布なのにびくともしないぞ」
9主「2主さんでダメとなると何か封印の力が働いているのかもしれませんね」
3主「なら、8主」
8主「え、僕ですか。いくら呪いに強いからって、それとこれとはまた別だと思いますけど(ブツブツ)…全然だめです」
3主「次。7主と11主の聖なる紋章コンビ」
7主「うーん。ダメみたい。水の精霊さん近くにいないんじゃないかなあ」
11主「まったく反応しません。ロトゼタシアではないみたいです」
9主「因みに僕もダメです」
3主「元天使でもダメか~」
8主「5主さんはどうです。一応、三界の門を開く力があるんでしょう?リング持ってますよね?」
5主「いや、結婚リングは妻達が。僕だけでは無理だと思うんだけど」
3主「でもまあ、一応やってみ。偉大なるマーサの子」
5主「投げやりだなあ。んじゃまあ、ダメ元で。…あれ?」
他主「?!」
5主「何だ。普通に開くじゃないか」


??「あっ!あそこにいた! アデリナ号~」
??「お待ちください、ご主人様。馬車の側に誰かいらっしゃいます。それに、後ろの方にも別の馬車が見えますが…」
5主「おや。君たちは…」
??「はっ。その紫のターバン。もしやあなた様は伝説の魔物使い?!」
5主「うん。一応そう呼ばれてるけど。そういう君は?変わったモンスターだね。初めて見るよ」
ハンド「やっぱりそうでございましたか!お初にお目もじいたします。私はハンド。モンスターではございません。キャラバンマスターの手助けをするものでございます。ささ、ご主人様ご挨拶を」
MP主「いやあ、大先輩の前で緊張するなあ。初めまして!僕はモンスターズパレードの主人公です」
5主「すると、この馬車は君の?」
MP主「そうです。仲間と水浴びしてる間にアデリナ号が馬車ごとどこかに行っちゃって…って…あれ? 馬車の中から話し声が…」

1主「おい、10主!踏むな!危ない!」
10主「あ、ごめん。見えなかったw」
7主「気をつけてよ~。いくらプクリポでも踏まれたら痛いんだからさ」
10主「悪い悪い」
3主「注意一秒ケガ一生!いのちだいじに!!」
8主「っていうか、ドット絵姿で足下をウロチョロするのはやめてください!踏み潰しますよ、マジで!」
4主「狭いからなるべく小さくなれって言ったのはおまえだろ!」
(ドンガラガッシャーン!)
6主「どわっ?!巨大錬金釜が…!」
11主「す、すみませんっ!すみませんっ!///////////」
トロデ「そそっかしいのう」
3主「危ないから、おまえもドット絵になっとけ!」
6主「いやもう恥ずかしいポーズで固まってるし」
2主「よいしょ。邪魔になるから隅に置いとくぞ」
1主「さすが2主。ドット絵になってもパワフルさは健在だな」
3主「っていうか、ドット絵になると中ひれえ~!(ドタタタタ!)」
6主「いやっほーっ!!(ドタタタタ!)」
8主「だから、走り回るな!子供ですか、あんた達は!」
(ドタバタ ワーワー)
 
MP主「んー?馬車の中がやけに賑やかだなあ??
みんな、何を騒いでるんだ?餌の時間にはまだちょっとあるよ」
3主「誰がモンスターだ!」
MP主「わあ?!プチヒーロー??」
10主「やった!外に出られた」
6主「ぷはあ!空気がうまい!!」
トロデ「お~い、皆の者。もう元に戻ってもいいようじゃぞ」
MP主「あ、あなた達は?!ヒトの馬車からゾロゾロと…って、ホントに多いな!!」
3主「話は聞かせてもらった!」
7主「これって仲間モンスター用の馬車だったんだね」
1主「ってことは俺たち……」
5主「モンスター扱いだったってことかな。勝手に出ていっちゃうと困るから、外に出られないようになってるしね」
1主「5主が出られたのは、魔物使いだから?」
5主「多分」
3主「どうすんだ、これから」
6主「俺たちずっとモンスター扱いのままか?」
5主「自由になるには、モンスターじいさんに預けてちゃんと別れないと。この世界じゃどうなのかわからないけどね」
MP主「あの、僕のモンスター達は…?」
4主「すまん。俺たちにもよくわからないんだ」
2主「気がついたら馬車の中だったんだぞ」
MP主「そうですか…。せっかく鍛え上げて、これからメタルハンターに挑戦しようと思ってたのに…」
3主「なに!メタルハンター?!」
10主「ってことは、アイツらもいる?!」
6主「よっしゃあ!俄然やる気が湧いてきたぜ」
9主「メタルウィングの準備整いました」
11主「カミュ呼んでくる!」
4主「おまえらテンション上がりすぎ」
SHT8主「そう言う4主さんだって、もう天空の剣抜いてるじゃないですか」
4主「紫に光っといて言うセリフか?」
3主「しょうがねえなあ。しばらく付き合うか」
MP主「ありがとうございます!助かります!」
7主「でもこれ、もうモンスターズパレードじゃなくてヒーローズパレードだよね」


その頃の女馬車「ね~!あたし達も早く出してー!」

 

初心者、AIバトルをする【DQライバルズ】

レーニングモードをすべてクリアしてAIバトルをやっているのですが、これが途端に勝てない。
自分はミネア(占い師)で、とりあえず相手はテリー(剣士)です。
多分、速攻型の剣士とは相性が悪いこともあるのでしょうが、基本的なセオリーがまだよくわかっていないことも原因だと思います。どうやって勝ちたいのかわかっていないと、デッキの組み方もあやふやになってしまいます。
とりあえず、「お任せ」デッキにはしているのですが、それでもなかなか勝てない。

それで、バトルチャンネルを観戦することにしました。
小さなメダルももらえるし、ミネアの戦い方やデッキを見ると、今まで使い方のわからなかったカードの効果的な使い方がわかってとても参考になります。

 

そんなわけで、AIバトルにはなかなか勝てませんが、テリーはパパスを使ってくるので例の「ぬわーっ!」を毎回聞いています。
対する自分は、武器対策にカミュを入れているのですが、こちらはやられてしまったときも比較的静かに退場していきます。盗み取ったときは自慢げで微笑ましいし。
個性があって面白いです。

 

宮仕え、或いは天下の風来坊

※5主と8主と4主の雑談。これも古い作品ですので、話の前提は8までです。

 

8主「5主さん、ピピンさん元気ですか?たまには連れ歩いてあげてくださいね。いつも内勤じゃ可哀相ですよ」
5主「今度は何を企んでるんだ。やけにピピンに同情的じゃないか」
8主「企むだなんて。同じ城勤めの兵士という立場ですし、主君と一緒に旅をしている彼には何となく親近感を覚えるんです。
宮仕えの辛さは同じ宮仕えにしかわかりませんからね」
5主「そんなものかな」
8主「そうですよ。主君が突然無茶を言い出すのは、まあ、王様なんてそういう生き物ですから仕方がないとして、」
5主「何だか耳が痛いね」
8主「夜勤のローテーションはルーズだし、狭い仮眠室で仲間のいびきに悩まされたり些細なことで大喧嘩なんて日常茶飯事。宿舎のまずい食事で味覚が麻痺したり、夏になるとごみ箱が異臭を放ってたり、一兵卒はいろいろ大変なんですよ。
この際ですから近衛隊長として職場環境の改善を要求します」
5主「いや、僕じゃなくて。それはトロデ王に言ってくれ」
8主「トロデーンは復活したばかりで、城の修繕費やら婚約不履行の慰謝料支払いやらで財政が火の車なんです。
トロデ様でさえ缶詰食べてるんですよ。家臣たる者倹約には率先して協力しないと」
5主「そう言えば歴代主人公の中で宮仕えは8主だけだな。2主や6主や僕は王族で使う立場だし…」
8主「でも5主さんの場合は国王というよりは風来坊ですよね。家族を連れた風来坊」
5主「うーん。まあ、敢て否定はしないよ。本編中では戴冠はしたものの玉座を温めている暇がほとんどなかったからね」
8主「他はどうです?」
5主「1主と3主は王から依頼(?)を受けるが家来というよりは請負人。7主の稼業は言わずと知れた漁師だしな」
8主「4主さんも風来坊ですよね。寄る辺がないという点では。仲間にとっては勇者様でも傍から見るとどこの馬の骨だかわかりませんもんね。
あ、馬の骨というのは失言でした。可愛いお馬さんを4主さんに喩えるなんて」
4主「何だと?」


8主「いたんですか。今は宮仕えの話をしているんです。完全無欠、非の打ち所のない風来坊さんは黙っていてください」
4主「勇者ですらない兵士Aが何を言うか」
8主「前々から思ってたんですけど、4主さん達って時代劇によく出てくる白装束にたすき掛けのあだ討ち兄妹にそっくりですよね。
男4主『探したぞ、マスドラ!ここで会ったが百年目!』
女4主『親の敵! マスドラ、覚悟ッ!!』
ってセリフ似合いすぎると思いませんか」
4主「何だその喩えは。どこの痛快時代劇だ」
8主「4主さん主演じゃ、いろんな意味で痛快にはなりませんよ」
5主「まあまあ、二人とも。
勇者ですらない風来坊の僕に免じてここは矛を収めてくれないか」
4主「すまん。言い過ぎた」
8主「認めた割りには案外根に持ってるんですね…」
5主「あまり何度も言われるとさすがにいい気はしないさ。
だが、してみると馬車システムというのはなかなか暗示的だな。4主も僕も、帰る家も故郷もなく、さすらいの旅に出る風来坊ってことだよ」
4主「6主は?」
5主「あれも旅だよ。心の旅さ。それだけに着地点も見えにくい。もしかすると彼の旅はまだ終ってないのかもしれないね」
8主「同じ旅でもロト組の旅は目標が最初からはっきりしてますもんね。帰るべき場所も拠点となる場所も最初から最後までちゃんとあるし」
4主「馬車はおまえも持ってるだろ。しかも住んでいた王城が破壊されて帰る所もない。俺達といったいどこが違うんだ?」
8主「うちは王と姫込みですから。城がコンパクト化して動いてるようなもんです」
5主「僕たちの場合とは違って、宮仕えの象徴ということだな」
8主「結構大変なんですよ。トロデ様は街中には入れないから食事を作って三度三度届けなくちゃいけないし、中は狭いし。ミーティア姫の負担を考えてあまり余分なものは積み込めないし。
という訳で、いい機会ですから馬車の改善も要求します。これ、業者のパンフレット」
5主「だから僕に言わないでくれ…」
4主「その前に、もう馬車必要ないだろ」

 

1主と女賢者

※女賢者に嫌われた?と動揺する1主と、子孫のため珍しく頑張る3主の話。
話の筋とは直接関係ないのにやたらと8についての記述が多いのは、このネタを書いた時期が8をクリアした後だったからです。


1主「なあ、ご先祖。なんで俺だけ賢者さん達との個人的絡みがないんだろう」
3主「何だよ、急に。単に縁がないってだけじゃねえ?別に問題ないだろ」
1主「ちょ、縁がないって…。そういう言われ方もなんだか嫌だな。
少なくとも女賢者に関しては、実は俺のご先祖だったという確率だって一兆分の一ぐらいは無きにしもあらず、だろ?」
3主「随分とまた低い確率だなあ。おい」
1主「なのに、だ!子孫達は生き返らせてもらったりお泊まりしたりで絡みがあるのに、俺だけ個人的にないのは納得できん!」
3主「珍しいな。おまえにしちゃやけにゴネるじゃん」
1主「ぶっちゃけ仲間外れみたいでやなんだよ。頼むよご先祖!何とかしてくれよ」
3主「わーかった、わかった。おまえがそこまで言うならなんとかしてやるよ。
(ピッピッ プルル…)男賢者?ああ、俺。
今から1主とそっち行くからさ。うん。なんか美味いもんでも用意しといて」


3主「よう。久しぶりだな」
1主「失礼します」
男賢者「やあ、二人ともよく来たね。1主君、少し早いが33周年おめでとう」
1主「いや、はは。なんか照れるな。ありがとう」
3主「こいつがどうしてもおまえ等に会いたいって言うもんだからさ」
男賢者「それはそれは。勇者に望んで訪ってもらえるとは光栄だ。さあ、掛けて。
今お茶でも出すよ」
3主「あれ?女賢者は?」
男賢者「出かけてるよ」
3主「何だよそれ。間が悪いな~。どこ行ったんだよ」
男賢者「ダーマに所用があってね。さっき出ていった」
1主「擦れ違いか」
3主「どうする?取りあえず男賢者には会えたんだ。これで目的の半分は済んだ訳だが」
1主「あのな、ご先祖。顔を合わせりゃいいってもんじゃないんだが…。
でもわざわざこっちまで来たからな。もちろん女賢者にも会っていくよ」
3主「OK。いいだろ。ダーマに行こうぜ」
男賢者「おやおや。
今来たばかりなのにお茶も飲まずにもう行くつもりかい?忙しないことだね」
3主「悪い。また後でもらうわ」
1主「どたばたしてすまない。また寄せてもらうことにするよ」


1主「へえ。ここがダーマ神殿か。辺鄙な所にある割りには人多いな」
3主「この世界で唯一の転職できる特別な場所だからな」
1主「それで、女賢者はどこにいるんだ?」
3主「お、いたぞ。あそこだ。女賢者!」
女賢者「3主?」
1主「あ、ホントだ。女賢者さん…」
女賢者「……!ルーラ!」
1主「あ!!」
3主「おいっ!!」

1主「……なあ、ご先祖」
3主「……ん?」
1主「今、明らかに俺の顔見て逃げたよな?」
3主「ああ、そう見えたな……」

 

男賢者「女賢者が逃げた?」
3主「1主の顔見るなりルーラだぜ。おまえ何か心当たりないか?」
1主「なあ、男賢者!俺って女賢者に嫌われてる?嫌われてる?!」
男賢者「いや、そんな涙目で見ないでくれないか。そんなことはないと思うよ」
3主「んじゃ何でだよ。1主と女賢者なんてほとんど絡みもないのに訳わからん!」
1主「やっぱ俺が女賢者と親しくしてはならない秘密があるんじゃないか?」
さっきは冗談で言ってが本当に俺の先祖だったとか……」
3主「ハハハ、まさか!そりゃねーだろ!…………どうなんだよ、男賢者?」
男賢者「その可能性も阿僧祇(あそうぎ)分の一ぐらいの確率ならないこともないだろうね」
3主「…あそ……??何だって?」
男賢者「阿僧祇というのはだね、数の単位で10の56乗、また一説によると64乗。
或いは仏教では数えきれない程の大きな数のことだね」
3主「そんなイヤミな知識ひけらかしてないで、普通に不可能に近いと言えよ」
1主「それじゃ何で女賢者は俺を見て逃げたんだ?」
3主「まったく訳がわからん。が、このままでは引き下がれん。そうだな、1主」
1主「ああ。このまま帰ってもモヤモヤが残るだけだからな」
3主「男賢者にも心当たりがないとなると、ここは直接女賢者に聞くしかないだろ」
1主「彼女はどこに行ったんだ?」
3主「ルーラで行けるところなのは確実だが……」
男賢者「占い師なら一人紹介しようか?」
ルイネロ「ルイネロだ」
3主「うお?!こりゃまた濃そうなオッサンだな」
ルイネロ「人の顔見ていきなり濃そうとはなんだ。失礼なやつだ」
男賢者「腕は確かだよ。8主君の保証付き。トラペッタでも高名な占い師だ」
ルイネロ「占うなら相応の報酬をもらうぞ。それでもいいか?」
3主「頼む。実は…」
ルイネロ「皆まで言うな。おまえ達が聞きたいことはこの水晶が教えてくれる……
むむ。見えるぞ。大きな神殿だ。たった一人で勇気を試す場所……」
3主「ランシールだ!!ありがとうよ、オッサン!行くぞ1主!ルーラ!」
ルイネロ「やれやれ、せっかちな奴等だ。結局報酬も払わずに行きおった」
男賢者「申し訳ない。昔から臨戦態勢に入ると人の言うことは聞かなくてね」
ルイネロ「8主はもう少しぼーっとしたところがあったが…。勇者もいろいろということか」


3主「よし、着いたぞ。ランシールだ」
1主「しかし、ご先祖。どうやって捕まえるんだ。またルーラで逃げられるんじゃないか?」
3主「任せとけ。策はある」
1主「……あ!いたぞ、ご先祖!」
女賢者「あら。こんな所まで追って来るなんて案外しつこいわね。ルー…」
3主「そうは行くか!マホトーン!」
女賢者「あらら…。呪文を封じられちゃった」
3主「よっしゃ!成功!!念のためにしあわせのくつ履いといてよかったぜ。
今だ!行け、1主!!」
1主「女賢者、待ってくれ!」
女賢者「チェックメイトか。しょうがないな~。せっかく買ったんだけど……」
1主「え!!消えた?!」
3主「レムオル?!いやでも呪文は使えないはず…そうか!!きえさり草だ!
ここはランシールだったな。ちっ。抜かったぜ」
1主「……結局、また逃げられたのか?」
3主「そういうことだな。にしても……」
1主「……何故だ?何故ああまでして俺を避けるんだ??」
3主「わざわざ道具まで使って逃げるとはな。一体どういう了見だ、女賢者のヤツ」
1主「なあ、ご先祖!俺何か女賢者さんに悪いことしたか?!」
3主「うろたえるな1主。とにかく一度男賢者のところへ戻るぞ」


1主「…………。」
男賢者「1主君は相当気落ちしているようだね」
3主「そりゃま、ああも露骨に自分の顔見て逃げられたんじゃなー。
おまえ女賢者が行きそうな場所心当たりないか?」
男賢者「諦める気はないんだ」
3主「あったり前だろ。こうなりゃこっちも意地だ。絶対に捕まえて
一体全体俺の子孫のどこが気に入らないのか嫌というほど問い糾してくれる」
男賢者「これはもうある意味彼女流の慈悲の現れなんじゃないかと思うけどね…」
3主「はるばる訪ねて来た相手から逃げ回ることがか?どんな慈悲だよ。1主があんなに落ち込んでんのに」
1主「orz」
男賢者「まあ、どうしてもと言うなら協力しないでもないが……」
1主「本当か?!」
3主「お、復活したな」
1主「頼む!男賢者!どうしても避けられてる理由を知りたいんだ!
このままじゃ俺、気になって気になって何も手に付かない!!」
男賢者「結果どうなっても後悔しないと誓えるかい?」
1主「もちろんだ!ロトの血と精霊ルビスに誓って二言はない!
たとえその後女賢者にザキられようが、竜王ゾーマとシドーから一度にボコられようが悔いはない!!」
3主「よく言った!それでこそ勇者!俺の子孫!!」
男賢者「…………いいだろう。女賢者はこの季節夕刻になると必ず泉に沐浴しに行く。君達は彼女が泉に浸かっている間に脱いである服を隠すんだ」

1主「そ、それは……」
3主「おまえ……。案外やらしいこと考えつくな」
男賢者「これはジパング等に古から伝わる由緒正しき女性の攻略法のひとつなんだけどね」
3主「ちぇ。おまえが言うと何でももっともらしく聞こえるからいいよな」
男賢者「普通に泉に近づいても先に勘付かれて逃げられるだけだろうから、これを渡しておこう」
1主「これは……?」
3主「きえさり草と……こっちの粉は何だ?なんかすげー変な臭いがするぞ」
男賢者「8主君から譲ってもらったトカゲのエキスだ。口には入れないように。念のためそれで人間臭さを誤魔化す」
3主「うげっ…。どうりで変な臭いだと思ったぜ……」
男賢者「沐浴中は気配に敏感になる。二つともなるべく遠くから使っておくことだ。それから3主、君はこれを鼻に詰めておきたまえ」
3主「なんだこりゃ?脱脂綿??」
男賢者「興奮して鼻血でも垂らそうものならにおいで忽ち気付かれてしまうからね」
3主「……あのな。だが、もらっとく」
1主「いろいろすまない、男賢者。恩に着るぜ」
男賢者「健闘を祈るよ」

 

3主「(よし…!あともう少し……)」
1主「(ちょ…、ご先祖、鼻血!垂れてきてる!)」
女賢者「?!」
3主「おっしゃあ!!服ゲットだぜ!!どうだ女賢者!今度こそ逃げられまい!!」
女賢者「あらら。とうとうこんなところまで来ちゃったのね…」
1主「すまない、女賢者。こんな覗きのようなまねをして」
女賢者「1主君…。あなたこんなことして一体どういうことになるかわかってるの?」
1主「女賢者の怒りに触れることは百も承知してる。しかし…」
女賢者「だから、あたしじゃなくって」
1主「え?」
(プルルルル…プルルルル…)
1主「!!!!」
3主「ローラフォン来たーーーーーーーッ!!」
女賢者「ほらね」


男賢者「女賢者、タオル。着る物はここに置いておくよ」
女賢者「ありがと。……って言うべきなのかしら、この場合。
あの二人に入れ知恵したのあなたでしょ」
男賢者「ご明察」

1主「ロ、ローラ?え、今どこかって?今はちょっと女賢者と……え?
水の音が聞こえる?ち、違うから!誤解だから!!ちょ…ま、いいえ!!」

女賢者「もう、しょうがない人ね。最初からこうなるってわかってたから敢て心を鬼にして1主とは必要以上に関りあいにならないようにしてたのに」
男賢者「面目ない。途中から君の意図するところはわかったんだが、
1主君があまりにも気落ちしているものだからなんだか見るに忍びなくてねえ。
是非会ってみたいと思う相手に訳もなく避けられるっていうのも結構辛いよ?」
女賢者「ふうん。嫉妬深い恋人に悩まされるよりも?」

1主「いいえ!!いいえッ!!いいえッッ!!!誤解だ!絶対に違うから!!
あ、ご先祖!ご先祖からもローラに説明してやってくれ!」
3主「あ、いや。俺は鼻血も出てることだし、このまま帰るわ。ルーラ」
1主「あっ!ちょ、ご先祖っ!!逃げるなーッ!!」

男賢者「まあ、確かにね……。この目の前の修羅場を見ていると
さすがに自分の判断が正しかったのかどうか自信が持てなくなるよ」

1主「え、何、ローラ?そんなひどい?…そんなひどい!!」

 

カミュのプレミアムカードが当たった!【DQライバルズ】

スタンダードパックを10パック、チケット交換で購入したら、キラキラしいカミュプレミアムカードが当たりました。
またまたのラッキーです。


で、何気なくフレイバーテキストを表示していたら、通常カードとは内容が違うことに気づきました。

 

こちらが通常で、

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通常カード

こちらがプレミアムカード。

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プレミアムカー

テキストの内容がなんとなく講談調なんですよ。面白い。平家物語とか南総里見八犬伝とか上田敏の「海潮音」とかを思い出してしまいました。

他のユニットのカードも調べてみたら、やはり違ってました。
通常カードは説明文という感じですが、プレミアムカードの方はノリがナンバリングのモンスター図鑑(あれもよく読むと面白いです)に近い。モンスターのちょっとした秘密や裏話なんかが書かれています。

 

ゲームの方の進行度はというと、現在はパズルバトルに挑戦中。
これでかなりまとまった数の錬金石が稼げそうです。

十二国記新作長編の発売日が決まりました

待ってました!
これは嬉しい!
いやあ、長かった。時代をまたいでしまいましたよ。
でも、待った甲斐がありました。
全4巻ですね。大丈夫。購入するお金も随分前からちゃんと用意してあります!
今年の秋は忙しい秋になりそうです。

叩いて被ってジャンケンポン!!

※賢者と2主のほのぼのお遊び。4と8の僧侶コンビも出てきます。

 

W賢者「叩いて被ってジャンケンポン!!」
男賢者「マホカンタ!!」
女賢者「ラリホー!!」
 (キン!)
 しかし、女賢者には効かなかった!
女賢者「ふう。あぶない。あぶない」
男賢者「ダメだったか」
女賢者「もう一回行く?」
W賢者「叩いて被ってジャンケンポン!!」
W賢者「アイコデショ!!」
W賢者「ショ!!!」
女賢者「マホカンタ!!」
男賢者「ラリホー!!」
 (キン!)
 光の壁が呪文を跳ね返した!
男賢者「し、しまった……。ぐー……」
女賢者「ふふふ。ザメハ」
男賢者「……やれやれ。また負けてしまったか」
女賢者「これであたしの50連勝ね」
男賢者「まいったなあ。どうにも補助魔法に弱くていけない」
女賢者「先にマホカンタされたら呪文をやめたらいいのに」
男賢者「勝つとつい反射でね」

 

2主「二人で何やってるんだ?新しいコントか?」
W賢者「何故コント?」
2主「Wケンジってなってるぞ」
男賢者「往年のコンビの名をよく知ってたねえ」
女賢者「何でもかんでも誉めないで。正しくはWけんじゃ。誰がWケンジよ。第一それって漫才師でしょ」
2主「そうなのか?でもそれじゃ、何をしてたんだ?」
女賢者「ゲームをやってたの。呪文の早撃ちみたいなものね。眠ったら負け」
2主「呪文の早撃ち?ゲーム?賢者も遊ぶんだな」
女賢者「相手のラリホーより早くマホカンタすれば眠らなくてもいいから、呪文を速く唱える訓練にもなるのよ」
2主「俺もやってもいいか?」
男賢者「もちろん。でも2主君が相手じゃラリホーの代わりに叩く、補助魔法はスカラだね」
女賢者「それでも持ちこたえられるかしら。命懸けよ?」
男賢者「手加減できそうかい?」
2主「うーん。とっさのことだろ?難しいと思うぞ」
女賢者「叩くの代わりに何か道具を使ったらどう?まどろみの剣とか」
男賢者「でも、道具の効果はマホカンタでは防げないんじゃないかな?それだとこちらが不利だね」
2主「俺には無理なのか……」
男賢者「そんなことはない。わかった、こういうのはどうだろう。呪文は使わない。
ジャンケンに勝ったら魔道師の杖を使うんだ。防御には耐火性の盾を使う」
2主「それなら俺にも出来るぞ」
女賢者「それじゃ……はい、これ。ドラゴンシールドだけど男賢者は扱えそう?」
男賢者「重いからね。でも、常時装備は無理だけど、一時的に盾にするだけならなんとかなりそうだよ」
女賢者「それから、これね。魔道師の杖」
2主「これ、どうやって使うんだ?」
女賢者「こうして攻撃したい方向に振りかざして、後は気合いね」
2主「む~。振りかざすだけなのか?」
女賢者「カッコがつかないと思ったら、取りあえずメラ!とでも言っておいたらどう?」
2主「わかった。こうだな。メラ!!(ボッ!)おおっ!!火の玉が出たぞ!すごいな!」
女賢者「ほとんどダメージはないけど遊びに使うには持って来いでしょ?」

 

女賢者「二人とも準備はいい?」
2主「おう!いいぞ!」
男賢者「いつでもどうぞ」
女賢者「それじゃ、用意……、スタート!」
二人「叩いて被ってジャンケンポン!!」
男賢者【石】
2主【紙】
男賢者「ドラゴンシールド!!」
2主「メラ!!」(ブンッ!!)
男賢者「ギャっ!!」
2主「!!し、しまった!いつもの癖で……!!」
女賢者「面有り!一本!!男賢者戦闘不能!よって、勝者2主!!」
2主「すまない男賢者!つい、いつもの癖で杖を振り下ろしてしまった。大丈夫か?!」
男賢者「ふ、不覚……。2主君が杖も装備できるってことを忘れていたよ……」
女賢者「あらら。一瞬でぼろぼろになっちゃって。ベホマ

男賢者「……やれやれ。噂には聞いていたけど、やっぱり2主君の攻撃力はすごいねえ。
魔道師の杖であの威力か。まいったよ」
女賢者「一撃で半分以上削られるなんてちょっとびっくりね」
2主「すまない男賢者。やっぱり俺にはみんなと同じ遊びは無理なんだろうか……」
男賢者「そんなことはないよ。わかった、こうしよう。
僕は最強装備であらかじめスカラを重ね掛けしておく。これならいいだろう?」
2主「おう。それなら安心だな」
男賢者「よし。それじゃあ、行くよ?」
2主「よし、来い!」
二人「叩いて被ってジャンケンポン!!」
二人「アイコデショ!!」
二人「ショ!!!」
男賢者「ドラゴンシールド!!」
2主「メラ!!」
 (ブンっ!!)
2主「あ、しまった!!また……!!」
男賢者「なんの、今度は大丈b」
 (バガンッ!!)
男賢者「ウギャっ!!」
2主「あ!!」
女賢者「ステータス黄!男賢者戦闘不能!!よって、勝者2主!!」
男賢者「こ、こんなところでも会心の一撃が出るとは……。さすがだ…2主君……」
2主「男賢者、本当にすまない。俺にはやっぱり向いてないみたいだ」
男賢者「な、なんの、これしき……。どうということはないよ。
さあ、もう一度かかっておいで……」
女賢者「何を向きになっているやら。程々にしといたら?」

 

4僧「このままでは男賢者さんの身が持ちそうにありませんから、我々も参加してみましょうか」
女賢者「あら、お二人さん。いつからいたの?」
4僧「ずっと見てましたよ。是非参加させて下さい」
8僧「俺は参加しねえぞ。嫌な予感がひしひしするぜ」
4僧「まだザラキを使うとは言ってませんよ?」
8僧「やっぱ、使う気なんじゃねえか」
4僧「審判は賢者さんたちに頼みましょう」
8僧「いや、俺はまだやるとは言ってねえ」
女賢者「2主との対戦もデンジャラスだったけど、こっちはそれを上回る危険度ね。
どうするの?」
男賢者「まあ、審判だけなら問題ないか。ザオリクは引き受けたよ。
防御はどうするんだい?」
4僧「こんなこともあろうかと、うちの勇者様と5勇さんから天空の盾を借りてきました」
女賢者「手回しのいいこと」
男賢者「それじゃ、両者向かい合って」
8僧「ちょ、だから、俺は嫌だって…」
4僧「叩いて被ってジャンケンポン!!」
8僧「ちょ、ま…!!」
4僧「ザラキ!」
8僧「わわ、天空の盾!!」
男賢者「グギャス!!」
8僧「あ、バカ!!審判棺桶行きにしてどうすんだ!!」
4僧「ザラキは人を選びません」
2主「いきなりレッドゾーンだな。ロンダルキアを思い出すぞ」
女賢者「あ~あ、もう。ザオリク。これじゃ見てるこっちにもマホカンタが必要ね」
男賢者「……まったく。油断も隙もないよ」


おまけ
2主「さっき女賢者が50連勝って言ってたな。男賢者はそんなに弱いのか?」
男賢者「僕は早口言葉は結構得意なんだけど、どうにも補助魔法に弱くてね。
これでもハンデは付けてもらってるんだが」
2主「ハンデ?」
男賢者「つ【うさぎのしっぽ】」
2主「あ、本当だ。性格がしあわせものになってるな!」
男賢者「まあ実際問題、運のよさが10上がったくらいじゃどうにもならないんだけどね」